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ザ |
なぁ、ララのやつ知らないか？
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| マ |
ん？
ララお姉ちゃんはお出かけだよ。
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| ロ |
プレアデスちゃんのピアノの発表会に行ってるよ。
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ザ |
・・・そうか。
しかたない、一人でやるか。
まったく、どいつもこいつも・・・。
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| ロ |
・・・どうしたんだろうね？
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| マ |
いってみよっか？？
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ロ |
あ、ダリアンねーちゃんだ！
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| ザ |
ん？
なんだ、ちびどもついてきたのか。
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| マ |
ねぇ、何してるのぉ〜？
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ダ |
私の封印を解いてるのよ！
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| ロ ＆ マ |
封印？！
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| ザ |
フフフ、ダリアンの中にはもう一つの人格・破壊神のココロが封印されている。
ただひたすらにあらゆる物を破壊し尽くす殲滅者、ダリアン･ダークメアだ！！
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| マ |
だ、だめだよ、そんな恐いの！！
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ロ |
そ、そうだ！
ダリアンねーちゃんの服って、踊りの衣装なんだよね〜？
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| ダ |
そうよ。なんだと思ってたの？
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| ロ |
ロウラ、また変わったバトルスーツかなんかだと思ってたよ〜。
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| ザ |
・・・おぃおぃ、そんなことで話をそらそうとしたって無駄だぞ？
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| マ |
でも、踊りだったら、私達もちょっと自信あるよ〜！！
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ダ |
くすくす、なぁに？
じゃぁ、勝負する？？
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| マ |
おっけー！
望むところ〜！！
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| ロ |
じゃぁちょっと着替えてくるっ！
待ってて〜☆
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| ザ |
やめろこらっ！
脱線はゆるさんぞ！！
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ザ |
そら、私の魔力を注ぎ込んで封印を破壊してやる・・・！
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| ダ |
あ〜っ。
（もくもくもくもく・・・）
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| ロ |
くぅ、封印がぁ〜！
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| マ |
ロ、ロウラぁ・・・。
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ザ |
フフフフ、アハハハハハハ！！
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| ダ |
（もくもくもくもく・・・）
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ザ |
よし、封印が解けた！
ダリアン・ダークメアの復活だっ！！
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| ダ |
・・・こほっ、ごほっごほっ！
（もくもく・・・）
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ダ |
・・・。
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| ザ |
・・・ん？
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ダ |
・・・。
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| ロ ＆ マ |
・・・？？
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| ザ |
・・・おい、どうした？？
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ダ |
（こっちの子達の方が恐くなさそう・・・）
あ、あの・・・すみません。
ここ、どこなんでしょう・・・？
（蚊の鳴くような声）
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| ロ |
え？
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| マ |
・・・あ、えっとぉ。
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| ザ |
・・・。
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ザ |
ドンッ！！
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| ロ ＆ マ |
？！
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| ダ |
きゃぁっ！！
痛たた、ひどぃ、いきなりなにするんです、か、ぁ・・・。
（消え入りそうな声）
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マ |
・・・あ、えっと、大丈夫ぅ？
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| ザ |
聞きたいのはこっちのほうだっ！
お前、その巨大なハルバードでただひたすらに殲滅する、
無尽蔵の魔力を持った破壊の化身じゃなかったのか？！
なんだそのふぬけた根性はっ！！
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| ロ |
（ハラハラ・・・）
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| ダ |
え、や、やですよぉ。
そのプロフィールはぁ、そのぉ、営業向け？ってやつですよぉ・・・
痛いのとか恐いのとかは、ちょっと・・・。
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ダ |
あ！
でもでも、魔力とかパワーとか、強いってところは本当なんですよっ！
えっへんっ！！
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| マ |
・・・すっごーい！！
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| ロ |
ダークメアお姉ちゃん、やさしそうなお姉ちゃんでよかった〜☆
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ザ |
ちくしょー！！
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| ダ |
えっ？えっ？えっ？
え〜〜〜〜っ？？
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ダ |
あ、あの、私、なんかひどいことしちゃいました？！
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| ロ |
う〜、ザーラねーちゃん、最近なにもかも思惑通りにいってないから・・・。
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| マ |
・・・後でフォローに行ってあげよう？
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| ロ |
そうだね〜。
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☆
☆
☆
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ラ |
え？
なにあんた、あの封印解いちゃったの？？
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| ザ |
・・・知ってたのか？
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| ラ |
あきれた。
なんで私がほったらかしにしてると思ったのよ。
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ザ |
ちくしょう。
ちくしょう。
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| ベ |
あぁ、私のザーラ様。
なんとおいたわしぃ。
元気をお出しください。
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| ラ |
やれやれ、私もどうせなら、あなたからジュエリー取るんじゃなくて、あの子からにしとけばよかったわ。
なんであなたからにしたのかしら・・・？
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| メ |
あらあら、私のジュエリーのおかげで、こんなかわいい子が生まれたのに？
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| ラ |
・・・それもそうね。
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| プ |
ママ、なんの話？
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| ラ |
なんでもないわよ。くすくす。
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