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ドルパから帰ってきたら、おうちに知らないお姉さんがいました。
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ロ |
はじめまして〜、ロウラです。
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マ |
マーガレットです。
え、と、お姉さんは??
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ベ |
やだなー!
ボクだよ、ボク!
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ロ |
え!
まさか、ベッキー先生?!
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マ |
え〜っ!うっそぉ〜!!
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ベ |
うふふふふ、そんなにみちがえた?!
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ロ |
どうしたの??
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ベ |
ルーニーのことをいつでもどこでも見守り続けるには、家庭教師でいるだけじゃ限界があるから、
メイドにもなることにしたんだっ!
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マ |
へ〜、でも、それって・・・。
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ベ |
んじゃ、ボク、ルーニーのところに行ってくるから!!
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デ |
あ、ベッキーさん!
こんなところにいた!!
ちょっとまってください!!
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ベ |
な、なに?!
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デ |
まだあっちのお掃除がすんでいませんよ?
お夕飯の買い出しにも行かなくちゃいけないんだし。
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ベ |
え、でも、ボクはルーニーのところに・・・。
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デ |
メイドならちゃんとメイドのお仕事してください!
志野さんや茜理さんだって、
メイドでいる間はちゃんとお仕事してくれてるんですよ?!
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ベ |
・・・は、は〜い。
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ロ |
・・・つれてかれちゃった。
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マ |
明らかに家庭教師でいるほうが、ルーニーちゃんといっしょにいられる気がするんだけどぉ〜。
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こんにちはルーニーです。
ホントはルーニなんだけど、ここのみんな私のことをルーニーって呼びます。
かわいい感じがするので、私もそう呼ばれるのがすきです。
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私には家庭教師の先生がいます。
ドジでおっちょこちょいで方向音痴で、
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きびしくて怒ったらとってもとっても怖い先生だけど、
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いつも陰になり日向になり、私たちのことを見守ってくれてます。
すてきな先生です。
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でも、たまにはちょっとだけアルベールと二人っきりにしてほしいな〜って時もあります。
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ロ |
ルーニーちゃん、大変大変〜!!
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マ |
ベッキー先生が行方不明なの〜!!
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ル |
また?!
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ロ |
ルーニーちゃん、心当たり無い??
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ル |
ん〜、だいたいわかる。
たぶんあそこかな・・・?
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ベ |
くすん、また迷子になっちゃった・・・。
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ル |
ベッキー!!
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ベ |
ルーニー!!
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ベ |
ルーニー、ボク、心細かったよう〜。
きっと来てくれると思ってたよ!
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ル |
ほんとにもぅ〜。
ベッキーってば、私がいなきゃ全然だめね〜?
(くすっ)
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