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せ |
はじめまして、わたくし、せつなと申します。
アルベール様の秘書を勤めさせていただいています。
そのアルベール様は、最近わたくしたちに秘密で何かをなさっているご様子。
お仕える身でこのようなことは心苦しいのですが、
今日は隠密裏に潜入し、アルベール様が何を隠されているのかを調査に参りました。
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ロ |
あ〜!
また知らないお姉さんだ〜!!
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マ |
わ〜、かっこいい〜!!
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せ |
(調査活動、2秒で失敗です)
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ロ |
はじめまして〜、私ロウラです〜。
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マ |
私はマーガレットですぅ。
おねえさんは?
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せ |
わたくしは、十和せつなと申します。
アルベール様の秘書を勤めさせていただいてます。
みなさんのことはちゃんと存じ上げております。
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ロ |
わ〜!
秘書だって、秘書!
ロウラ知ってるよ、キャリアウーマンってやつだよね〜?!
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マ |
かっこいー!!
それに私達のこともちゃんと知ってくれてるって!!
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せ |
うふふ、これからよろしくおねがいしますね。
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ベ |
・・・ふ〜ん。
秘書ねぇ・・・。
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せ |
・・・あの?
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ベ |
(まじまじまじまじ)
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ベ |
ま、秘書かなんだか知らないけど、とにかくあんまりアルベールに近づかないようにしてくれる?
アルベールにはルーニーがお似合いなんだからね!
今はまだちょっと背のバランスがとれないけど、
そもそもキミなんかじゃアルベールとはぜんぜん釣り合いがとれないんだし!!
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せ |
まっ!
わたくし、そんな気は毛頭ございませんわ!!
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ロ マ |
ハラハラ・・・!
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せ |
だいたいあなただって、へっぽこ家庭教師だったり、へっぽこメイドだったり、
ルーニー様の情操教育上、一番の問題点なんじゃなくって?!
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ベ |
なっ!
へっぽこっていったな〜!!
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ロ |
や〜、けんかはだめ〜!!
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ア |
どうしたんだい、にぎやかだね?
ん、やぁ、せつな君じゃないか。
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せ |
アルベール様!
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ベ |
ルーニー!!
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ル |
ベッキー、どうしたの?!
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ア |
ルーニー、紹介するよ。
こちらは十和せつなさん。
私の秘書をしていただいてるんだ。
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ル |
はじめまして、ルーニーです。
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せ |
はじめまして、ルーニー様。
十和せつなと申します。
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ル |
(きれいな人だな〜)
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ベ |
大丈夫!
ルーニーのほうがぜんぜんいけてるよ!!
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ル |
ベ、ベッキー!
なにいってるの〜?!
(真っ赤)
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せ |
そうですわ、先日ご依頼された調査の報告書が上がってきておりました。
書斎のほうに届けさせておきました。
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ア |
そう、それじゃぁ、早速みさせてもらうよ。
せつな君、いつもありがとう。
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せ |
あ、いぇ、そんな・・・。
(ぽ〜)
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ア |
ごめんね、ルーニー。
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ル |
うぅん、いいよ。
またあとでね〜!
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せ |
(ぽ〜)
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ベ |
むぅ?!
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ル |
またね〜!
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せ |
(ぽ〜)
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ロ マ |
??
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ベ |
むむぅ!!
キミやっぱりアルベールが・・・
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せ |
いや〜ん、アルベール様、やっぱりすてき〜!!
(くねくねくねくね・・・)
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わぁっ?!
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ベ |
き、キミって・・・!
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せ |
え?あ!
・・・こほんっ!
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(ずさー!!)
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ベ |
と、とにかく、キミやっぱりアルベールを狙ってるな〜!
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せ |
そういうわけではありませんわっ!!
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ル |
ベッキー、声が大きいよぉ〜!
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ロ |
けんかはだめー!!
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マ |
え、え〜と、とりあえず、歌とか歌って、落ち着こうよ?
(あせっあせっ)
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ギ |
・・・。
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