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マリ |
みなさんこんにちは、マリアです。
寒い日が続いてますがどうかお風邪などめされませんように。
わたしですか?
おかげさまでスイスの健康な空気のせいか、寒くても心も体も健康そのものです。
さて、今日はわたしのかわいい妹分達が風邪などひいてないか心配で、
ちょっと様子を見にきました。
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マ |
あ!
マリ姉だ!!
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マリ |
あらら、さっそく。
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マ |
あ〜、ちょうどよかったの!
ねぇねぇねぇねぇ・・・!!
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マリ |
ちょ、ちょっとまって、マーガレット。
なにをそんなに慌ててるの?!
ほら、カラーがひるがえっちゃってるわ。
スカートだってこんなに短いんだから、
乱れちゃわないようにもっと静かに歩かなくちゃだめでしょ?
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マ |
そんなのいいから、こっちこっち!
ちょっときて〜!!
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マリ |
え、な、なぁに?!
ちょっとそんなにひっぱらないで。
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☆
☆
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マ |
ほらあれなの!
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ぎゃーす!
ぎゃーす!!
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マリ |
ちょっとなにやってるのよ、あなた達っ!!
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志 |
や、や〜ね、風邪にかからないように予防注射してあげようとしてただけよ〜?
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茜 |
私はおねえちゃんのお手伝い☆
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ロ |
やだよ〜!
注射だなんて、志野ねーちゃんってば、うそっこのナースなのにぃ〜!!
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プ |
プーも志野の注射こわい・・・。
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マリ |
まったく志野ったら・・・。
まぁ、でももう安心して。
予防注射なら、私が痛くないようにしてあげるから。
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ロ マ プ |
・・・え?
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マリ |
今日はそのつもりできてあげたのよ?
さぁ、順番よ、そこにならんで☆
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ロ マ プ |
にげろ〜!!
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マリ |
え?!
あらやだ、ちょっとまって〜!
痛くしないから、ほんとよぉ〜!!
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☆
☆
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マ |
ふぅふぅ、びっくりしたぁ〜。
でも、ここまで逃げれば・・・。
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マリ |
マーガレットったらひどわ、いきなり逃げちゃうなんて。
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マ |
わひゃぁ〜〜〜〜!!
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マリ |
や〜ね、そんなへんな声出して。
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マ |
あわわ、あわわわわ・・・。
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マリ |
さ、左手だして?
今年の風邪はこわいのよ?
ちゃんと予防注射しとかないと。
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マ |
う、うぅぅ〜、えと、えと、いちにのさんっでぷすってしてね?
すぐに終わらせてね、絶対よ、絶対よっ!!
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マリ |
はいはいわかったわ。
いちにのさんっね?
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マ |
あ、でもねでもね、ほんとはいちにのさんっでやるとみせかけて、
「いち、ぷすっ」てマーガレットの隙をついてやってほしいのっ!
そうすれば、マーガレットはいちにのさんっでぷすっとくると思ってるから、
えと、びっくりしてなんだかよくわからないうちにお注射すんじゃうと思うのっ!!
だからね、だからね・・・!
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マリ |
・・・マーガレット、あなたそんなに注射が怖いの?!
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ロ |
あ〜、もうみちゃいられない〜!!
(がばっ!!)
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マ |
ロ、ロウラ?!
どうして??
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ロ |
マーガレットがそんなに怖がってるのに、
ロウラだけだまって隠れてらんないよぉ〜!!
もう、ロウラのほうを先にしてっ!!
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マ |
ロウラ〜!ロウラ〜!
ごめんねロウラぁ!!
ありがとう、ロウラぁ〜!!
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ロ |
うぅぅぅ、うぇぇぇん、やっぱり怖いよぉ〜!
もう早くして、早くして、早くして、早くして・・・!
(ガクガクガクガク
ブルブルブルブル)
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マリ |
大丈夫よ、そんなに力入れないで?
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マリ |
どう、痛かった?
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ロ |
・・・いたくない・・・。
(きょとん)
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マリ |
でしょ?
これでも、正真正銘、本物の白衣の天使なのよ?
患者さんを痛がらせるような注射なんてしないわ。
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マ |
・・・わぁ〜☆
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マリ |
さ、マーガレットもいらっしゃい?
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マ |
う、うん。(どきどき)
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ロ |
すごい〜すごい〜!!
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プ |
・・・痛くないのか?!
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姫 |
え?なに?
それ痛くないの??
んじゃ私もうってもらおうかしら。
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(ぞろぞろ・・・)
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姫 |
よろしく〜☆
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プ |
プーも、プーもっ!
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マリ |
はいはい、順番に並んでください〜。
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志 茜 |
あの〜、よかったら、私達もぉ。
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マ |
あれ〜、クーちゃんも?
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ク |
うん。
今年のお風邪は鳥さんからもうつるみたいだから・・・。
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ロ |
でもこれで今年の風邪はもう心配ないね〜☆
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