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ロ |
・・・えっと、いつの間にかメルジーナっておねえちゃんが、
ギュンナといっしょにいるみたいなんだけど・・・。
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マ |
うん・・・。
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ギ |
うふ、このメルジーナは、私の使い魔なのよ。
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メ |
挨拶が遅れてしまいました。
メルジーナです。よろしくお願いします。
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マ |
う、うん、こちらこそ〜。
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ロ |
・・・う〜ん、メルジーナお姉ちゃんって、なんだかおめめが怖い感じがするよぉ〜。
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メ |
そうかもしれませんね。
私、蛇ですから。
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ロ マ |
蛇っ?!
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ギ |
白蛇に私の血を垂らして力を与えたのがこのメルジーナよ。
獲物を捕らえるための鋭い縦の目は、蛇ゆずりよ。
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メ |
どうでしょう?
ちょっと怖いかもしれないけど、白蛇なんて高貴でしょ〜?
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ロ マ |
う、うわぁぁっ!
○モっ!!
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メ |
・・・キ○っって。
・・・しくしく、しくしくしくしく。
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ギ |
メルジーナ、しっかりっ!
ほら、子供の言う事だから、そんな真剣にならずにっ!!
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マ |
あぁ・・・ごめんなさい・・・。
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ロ |
つい・・・。
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メ |
むく・・・。
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ロ マ |
びくぅっ!!
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メ |
・・・やっぱり怖がってる。
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ロ |
そうだっ!
いいこと思いついた!!
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マ |
ロウラ、どこいくの〜??
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ロ |
ほらっ、これっ!!
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マ |
なぁに?それ??
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メ |
??
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ギ |
なによ、その二股の棒。
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ロ |
あ、ほら、毒蛇とか出たときとかにぃ、
首の後ろのところをこうギュッと抑えて捕まえたりする棒。
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マ |
わぁ〜!
これがあればもう安心ね〜!!
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ギ メ |
・・・。
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ロ |
あ、いや、別にメルジーナお姉ちゃんを捕まえようとかいうわけじゃなくて、
その、怖いってわけでもなくって・・・!
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マ |
そう、なんていったらいいか、備えあれば憂いなしっていうか・・・。
あっ!別にメルジーナお姉ちゃんに備えてるってわけじゃなくって・・・!!
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ギ |
・・・いいわよ、そんなに怖いなら無理しなくても。
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メ |
もう、私はそんなに怖くありませんよ〜☆
(だきっ)
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ロ マ |
わ、わぁぁぁっ!!
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ロ |
・・・あれ?
メルジーナお姉ちゃん、あったかい・・・。
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マ |
あったかくって、やわらかい〜。
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メ |
蛇ですもの。
蛇はあったかいんですよ。
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ロ |
ロウラ、蛇って冷たくてひんやりしてると思ってたぁ・・・。
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マ |
マーガレットも〜。
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メ |
こんなものもありますよ?
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マ |
わぁ〜!
ふかふかぁ〜☆
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ロ |
よかったぁ、メルジーナお姉ちゃんって怖くない〜!!
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ギ |
・・・やれやれ。
げんきんなおちびさん達ね☆
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メ |
うふふ、これから仲良くしてくださいね。
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