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ロ |
アーミーちゃん、その子だぁれ〜?
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マ |
新しいメイドさん〜??
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ア |
はい、紹介しますね。
こっちはメイド友達のゼロです。
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ロ |
こんにちは、ゼロちゃん。
私ロウラ。
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マ |
私マーガレット。
よろしくねー。
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ゼ |
・・・ん、私はゼロ。
よろしくね。
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ネ |
なんだ、誰か来たって聞いたから見に来てみたら、ゼロか。
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ゼ |
・・・なによネーヴィー、文句でもあるの?
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ネ |
べっつに〜。
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ア |
もう、ちょっとネーヴィー!
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ロ |
(ねぇ、二人って仲悪いの?)
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ア |
(そんなことないですよ。
二人ともちょっとお互いを意識しすぎてるみたいで、ライバル同士っていうか、なんかあるとすぐ噛み付きあうんです。)
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マ |
ねぇ、ゼロちゃんもやっぱりてっぽうとかいっぱい持ってるの?
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ゼ |
そんな無粋なものは持ってないわ。
・・・私の相棒はこのこ。
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マ |
刀?!
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ネ |
げ、お前まだそんなもの使ってるのか〜?!
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ゼ |
・・・なんですってっ?!
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ネ |
ほらこれこれ、やっぱりこれだよこれ。
「銃は剣よりも強し」って言うだろ、知らないのか?!
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ゼ |
・・・ならどっちが強いか確かめてみる??
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ア |
ちょっと二人ともやめてっ!
ゼロも、せっかく作ってもらった手縫いのメイド服がよごれちゃうでしょっ!!
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ゼ |
いくわよっ!!
(ひゅんっ)
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ネ |
おっと!!
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ロ |
わぁ、抜いたぁ!!
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ネ |
さすがに速いな。
でもかわせないほどじゃない。
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マ |
あわわわわ・・・。
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ネ |
今度はこっちの番だ!!
(パンパン、パン!)
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ゼ |
はっ!!
(キンキン、キン!)
・・・そっちこそ、相変わらずたいしたこと無いわね。
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ロ |
うわわわ〜、すごい!
二人とも達人〜?!
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マ |
でも大変、二人とも熱くなっちゃってる〜。
止めないとこのままじゃぁ・・・!
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ア |
危ないから近づかないでくださいね。
心配しなくても、しばらく騒いだらおさまると思いますから。
いつもなら。
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☆
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ネ |
はぁはぁはぁ・・・。
さすが、あいかわらずやるじゃないか。
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ゼ |
ふぅふぅふぅ・・・。
そっちこそ、腕は落ちてないようね。
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ネ |
ふふ、あははははっ!
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ゼ |
あははははっ!
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ロ |
・・・どうなってるの?!
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ア |
いつも最後には、ああやってお互いを認め合って終わりなんです。
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マ |
わぁ〜、よかった、仲いいんだ〜☆
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