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猫 |
に〜、に〜。
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ロ |
あっ、見て見てっ!!
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マ |
子猫だぁっ!!
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大ロ |
あら・・・。
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大マ |
捨て猫・・・?
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マ |
うわぁ〜、かわいいなぁ〜☆
よしよし☆
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ロ |
そうだっ!
ねぇ、マ・・・
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大ロ |
ダメよ。
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ロ |
・・・・な、なんでぇっ?!
かわいそうじゃんっ!!
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大マ |
ほら、うちにはもう、志野や茜理ちゃんがいるじゃない〜?
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大ロ |
ほら行くわよ!
立ちなさいっ!!
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ロ |
やだ、やだぁぁぁ!
飼ってくんなきゃやだぁぁぁ!!
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マ |
ネコちゃぁ〜ん!!
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大マ |
ほら、マーガレットも、行くわよっ!!
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猫 |
・・・・に〜。
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☆
☆
☆
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? |
に〜、に〜。
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茜 |
・・・・あら、なに?
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猫 |
に〜、に〜。
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茜 |
あらやだ、捨て猫?!
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猫 |
に〜。
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茜 |
飼ってあげたいけど、うちにはもうおねいちゃんとかいるし・・・。
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猫 |
に〜。
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茜 |
・・・・そんな目で見ないでよぉ。
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☆
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茜 |
ごめんね〜!
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猫 |
に〜?
に〜??
(ごそごそごそごそ)
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☆
☆
☆
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茜 |
・・・・ん、まてよ?
あんなところにいたままで、
もしおねいちゃんなんかに見つかったら・・・。
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☆
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志 |
あら、おいしそうな子猫ねぇ☆
今夜は猫鍋だわ〜☆
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猫 |
に〜!
にぃ〜〜〜!!
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☆
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茜 |
な〜んてことになるに決まってるわっ!
・・・そうだわ、もっと人気の無いところに移しておかなきゃ!!
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☆
☆
☆
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志 |
あら、何かと思ったら子猫じゃない?
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猫 |
に〜?
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志 |
かわいいわね〜、よしよし☆
・・・・でも、うちには茜理がいるしぃ〜。
・・・・そうだわ、いっそのこと茜理を捨・・・
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志 |
(ボ○ッ!)
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猫 |
??
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茜 |
よしよし、怖かったわね〜。
もう大丈夫よ〜☆
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猫 |
に〜?
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茜 |
・・・・おねいちゃんもいなくなったことだし、
あなた、うちにくる?
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猫 |
に〜?
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☆
☆
☆
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み |
あら、茜理さん?
何してらっしゃるんですか??
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茜 |
っ?!
・・・・あ、たしか今度お店に来てくれた新しいバイトさんの・・・?
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み |
はい、みやです。
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茜 |
・・・・ちょっと、その格好、なぁに?
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み |
これですか?
・・・え〜と、志野さんが、この格好で接客しろと・・・。
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茜 |
おねいちゃんが?
・・・なに考えてんのかしら。
そんな格好につられてやってくるような客、この辺にはいないのに・・・。
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み |
はぁ、そうなんですか?
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茜 |
でもまぁ、ちょうどよかったわ、これ、片付けておいてくれる?
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み |
片付けですか?
ハイ、まかせてください!
片付けは得意中の得意ですっ!!
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茜 |
二度と取り出さないから、倉庫の一番奥の奥にしまいこんでちょうだい。
うまく片付けてくれたら時給あげてもいいから。
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み |
ホントですかっ?!
まかせてくださいっ、がんばりますっ!!
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茜 |
重かったらお店の台車使っていいから〜。
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猫 |
に〜。
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み |
さてっと、でははりきって・・・!!
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茜 |
じゃ、よろしくね〜。
・・・・あ、そうだ。
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み |
ん〜、重いわ〜。
やっぱ台車がいるわね〜。
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茜 |
ねぇ、みやちゃん?
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み |
ハイ、なんでしょうか?
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茜 |
あなた、パンツはいてる?
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み |
・・・・は?(ドキッ)
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茜 |
最近、ストッキングとか網タイツとかはいてるからって、
パンツはかない娘がいるらしいじゃない?
うちはそういうサービスする店じゃないから、
そこらへんはきちっとして欲しいのよ。
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み |
は、ハイ。
(ドキドキ)
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☆
☆
☆
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マ |
あ、あれれっ?!
猫ちゃんがっ!
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ロ |
いないっ?!
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マ |
拾われちゃったのかなぁ・・・?
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ロ |
イイ人に拾ってもらえたんならいいんだけど・・・。
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☆
☆
☆続く!☆
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