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ロ |
うぅ〜ん、どうしよう・・・。
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マ |
困ったねぇ・・・。
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メ |
あらあら、「困ったねぇ」だなんて、どうしたの?
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ロ |
あっ、メイメイ姉ちゃん!
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マ |
よかったぁ☆
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メ |
もりぞうまでいっしょで。
なにかあったの?
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☆
☆
☆
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ザ |
お〜い、ちび達!
どこだぁ〜?
ちょっとこ〜い!!
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ロ |
なに〜、ザーラ姉ちゃん?
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ザ |
あ、そっちだったか。
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マ |
どうしたの〜??
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ザ |
ほら、この壷、おまえらのおもちゃだろ?
遊んだらちゃんと片付けとけ。
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ロ |
え、この壷?
この壷はねぇ・・・。
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マ |
ほら、ひこにゃんのともだちの・・・
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ロ |
ほら、しまさこにゃんのおうちなの。
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ザ |
お、そうだったか、すまんすまん。
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マ |
一人でここにいたの〜?
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ク |
しまさこにゃん?
あら、そうだったの?
でも私も片付けようと思ってたのよ?
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ザ |
ほら、ここはじゃまだ。
どっかよそに持ってけ。
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ク |
そうよ〜。
つまづいて割れちゃったら大変だし。
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ロ |
う〜ん・・・そうするぅ?
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し |
・・・。
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マ |
と、ところで、クラウディア姉。
その衣装はなに??
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ク |
あ、これ?
これはねぇ・・・。
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マ |
うぅん、わかった!
踊り子でしょ?
クラウディア姉もマーヤお姉ちゃんの舞踏会に呼ばれたの??
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ク |
え、ち、違うわよ、これは歌姫よ!
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マ |
うっそぉ〜!
だって、クラウディア姉の歌って・・・!!
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ク |
もうっ!余計なこと言わないの!!
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ロ |
おろろ?
よく見るとザーラ姉ちゃんも、なんかイメチェンした?
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ザ |
ん? あぁ、まぁな。
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ロ |
へ〜、ほ〜?
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ザ |
な、なんだそれは?
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ロ |
ううん、べっつにぃ〜、最近みんな衣替えしてるしね〜?
気になるよね〜?(にやにや)
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ザ |
そ、そんなんじゃないぞ!
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☆
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ザ |
と、ところでだ、ホントにこんな壷に好きでこもってるのか?
別にそこらへんうろついててもいいぞ?
はたからみると虐待してるように思われかねないんだが・・・。
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ロ |
あ〜なんかね、静かで落ち着くんだって。
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ザ |
静かで落ち着く?
そうか、それはいいな。私も静かな部屋が欲しいもんだ。
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し |
(ぐいぐい)
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ザ |
ん、なんだ?
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ロ |
ならちょっと貸してあげるって。
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ザ |
いや別にその壷がいいってわけじゃないし。
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し |
(ぐいぐい)
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ロ |
遠慮しなくていいって。
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ザ |
いや、いいって・・・うわっ、やめろっ!!
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し |
(ぐいぐい)
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マ |
しまひこにゃんちゃん、力あるね〜?
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ロ |
ザーラ姉ちゃん、ホントに遠慮しなくていいよ?
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☆
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ロ |
どう〜、ザーラ姉ちゃん?
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ザ |
・・・案外中は広いな?
静かだし、思ったより快適だな。
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マ |
へぇ〜、なんだか素敵〜☆
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ザ |
でもまぁもういい。
満喫したし出るからどいてくれ。
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ク |
うふふ、せっかくの静かなうらやましい部屋なのに、
すぐ出るなんてもったいないわ、ザーラ。
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マ |
・・・え?
クラウディア姉も入りたいの??
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ク |
え、あ?
いや、そういうわけじゃ・・・。
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し |
・・・・。
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ロ |
大丈夫、二人くらい余裕で入れるって!
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ク |
いいわよ、いいってばぁ〜!!
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マ |
遠慮しなくていいてば☆
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ロ |
ホント、うちのお姉ちゃん達は、
いざとなるとみんな恥ずかしがり屋さんなんだから〜。
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し |
(ぐいぐい)
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☆
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ク |
あらホント、思ったより快適ね?
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ザ |
いや、さすがに狭いだろ!
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マ |
・・・よかった、快適そう〜。
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ザ |
お〜い、もういいから、いい加減に出せ〜!!
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ク |
ちょ、ちょっとザーラ、暴れないで!
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ロ |
そ、そうだよ、暴れちゃ危ないよ〜!
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マ |
あぁ〜、転がりだしたっ!!
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ロ |
大変だぁっ!!
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ザ |
うわぁ〜!!
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ク |
きゃぁ〜!!
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☆
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|
マ |
もう〜、どこまでいくの〜?!
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ロ |
止まってぇ〜!!
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ザ |
うわぁ〜!!
|
ク |
きゃぁ〜!!
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☆
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|
|
(どすん!)
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も |
?
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マ |
あぁ〜、やっと止まったぁ☆
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ロ |
もりそうが止めてくれたの〜?
ありがとう〜☆
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☆
☆
☆
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マ |
と、いうわけで、この中にはクラウディア姉とザーラお姉ちゃんが入ってるの。
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メ |
・・・たっ
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ロ |
ロウラ達の力じゃ起こすことも引っ張り出すこともできないから、
どうしようか困ってたところだったの。
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メ |
たいへんっ!
すぐ出してあげなきゃっ!!
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ロ |
えっ、やっ、やっぱり?!
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マ |
やっぱりそう?!
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|
メ |
だ、大丈夫?!
(ずるずる)
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マ |
ん、あれれ?
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ロ |
知らないお姉ちゃんが出てきたよ??
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メ |
ホント?
この子、中に入ってなかったの?
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ロ |
うん、入ってたのはザーラ姉ちゃんとクラウディアお姉ちゃんの二人だけ。
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マ |
・・・どういうこと〜??
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も |
・・・・。
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ロ |
あ〜わかった!
ザーラ姉ちゃんとクラウディアお姉ちゃんが、フュージョンしたんだよ!!
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メ |
え、えぇぇ〜?
まさかそんな・・・?!
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マ |
ううん、きっとそう!
ほら、チョコとかポッケの中に入れて遊んでるうちに
いつの間にかフュージョンしてるのと同じ!
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も |
(ぐいっぐいっ)
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マ |
・・・ん、なに?
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も |
・・・・。
(まだ出てきた)
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ザ |
ん〜、いててて。
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ク |
ひどい目にあったわぁ〜。
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ロ メ |
?!
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ザ |
ん、なんだ?
その出てくるはずの無いものが出てきたから驚いてるって感じの目は?
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ク |
ホント、ヘンな子達・・・、あら、この子は?
新人さん??
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☆
☆
☆
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|
姫 |
いやぁ〜ん☆
景虎様、素敵ぃ〜☆
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☆
☆
☆
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マ |
どうだった?!
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ロ |
ダメ、闇姫ちゃん、お楽しみ中。
今じゃましたら怒られちゃう。
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ザ |
みょうなことになったな・・・。
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ク |
ホント、不思議ね〜?
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メ |
ねぇ、何か覚えてないの?
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ゾ |
名前はゾルーディア、生まれたばっかり・・・、それだけしか・・・。
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マ |
生まれたばっかりなの?
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ロ |
じゃぁロウラ達のほうがお姉ちゃんだねっ☆
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マ |
私、マーガレット、よろしくねっ☆
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ロ |
ロウラだよ!
仲良くしようねっ!
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ク |
しばらくは面倒みてあげなきゃいけないかしら?
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ザ |
私達でか?
まぁ、そうだなぁ・・・。
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ク |
とりあえず、ベルサリアちゃんになんて説明するかだわ・・・。
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ザ |
うぅ〜ん、やっかいだなぁ・・・。
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ゾ |
??
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ザ |
そうだ、クラウディア、おまえから・・・。
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ク |
あら、ベルサリアちゃん、貴方の使い魔でしょ?
貴方が説明するべきだわ。
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ザ |
いや、それはそうだが、そうは言っても・・・。
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メ |
あらら、ザーラってば・・・。
それじゃぁ、私が説明しましょうか?
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ザ |
な・・・、いや、かまわんっ!
自分で説明するっ!
ほら、ついてこいっ!!
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ク |
くすくす、ほら、ゾルーディア、ついてきて☆
立てる?
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ゾ |
はいっ、お母様方っ☆
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ザ ク |
〜〜〜!
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ロ |
えっ、ザーラ姉ちゃんとクラウディアお姉ちゃんがお母さんなの?!
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ゾ |
え、そうじゃないのかしら?
そうだと思うんだけど??
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